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テニスラケットのパワーレベルはどう選ぶ?失敗しない選び方

初心者がテニスを初心者にとって、「相手のコートまで球を飛ばせる」というのは重要なポイントです。
テニスラケットには「ボールを弾き返すパワー」を示すパワーレベルがあります。プリンス製のラケットにはパワーレベルが数値化されていて、「パワーレベル700」とか「パワーレベル1650」といった表示があります。
このパワーレベルは高ければ高いほどいいわけではありません。選び方には少し注意が必要です。

 

パワーレベルが高ければボールが良く飛び、低ければコントロールが安定しますが、それぞれデメリットもあって気を付けるポイントがあります。

 

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まずパワーレベルが高すぎるテニスラケットを使った場合どうなるでしょうか。
球が飛びすぎると、当然相手コートをオーバーしてアウトになってしまいます。
「しまった強すぎたか」と感じたプレイヤーは次は抑えて打ちますが、今度は距離が短すぎてネットに引っかかってしまったなんていうことはよくあります。

 

一方パワーレベルが低すぎるテニスラケットの場合はどうでしょうか。
球が飛びにくいわけですから、プレイヤーはネットに引っかからないように力強くラケットを振ることになります。
ある程度の「力み」はコントロール&バランスが安定しますが、力み過ぎるとコースは安定せず、納得のいくプレイになりません。

 

そのためパワーレベルは自分の筋力に合わせて選ぶのが正解です。
目安は自然なスイングで22メートル飛ばせるかで選ぶのがおすすめです。

 

テニスコートは自分のベースラインから、相手のベースラインまでは25メートル。
打球のブレを考えると、周囲3メートルは余裕を見ておくべきです。
自然なスイングで25メートル飛ぶのは明らかに飛びすぎで、打球の50パーセントはアウトになってしまいます。

 

大事なのは飛びやすいから良い、飛ばないから悪いではないこと。
自分のパワーを知り、無理のないスイングで22メートル飛ばせるラケットを探すのが失敗しない選び方です。

 

 

またラケットによっては「パワーレベル」という項目がない場合もあります。
その場合ラケットのパワーを知るためにチェックするのは、「ラケット面の広さ」そして「フレームの厚さ」の2つです。
ラケット面が広いほど、フレームが厚いほど、パワーレベルが向上し、ボールがよく飛びます。
一般的なパワーレベルは、「ラケット面100インチ+フレーム厚24mm」。これを標準として自分のパワーとの兼ね合いでレベルを選びましょう。

 

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