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プリンスのテニスラケットの特徴について

1970年にニュージャージー州プリンストンにできたメーカーがプリンスです。社名は街の名前からきています。
「リトルプリンス」というボールマシンが一番初めの製品はでしたが、1976年にはテニスラケットを販売開始、その後バドミントンやスカッシュ用品などと範囲を広げながら、現在はテニス用品をメインにシューズやウェアなども販売しているメーカーです。
面が大きいモデル、長いモデルなど、既存のラケットの形にとらわれずに、次々と斬新な商品を世に出してきました。
そんなプリンスのテニスラケットの特徴はO3構造です。プリンスの独自技術で特許も取得しています。

 

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ラケットのストリングは普通、ある程度固定されているので可動範囲は広くありません。
しかしO3構造のストリングは可動範囲が広くなっています。
これによりラケットの中心より多少外れたところで打っても、ストリングが収縮するのでボールをしっかり捉えられる構造になっています。
小さな力でも球が返るため、プレーヤーはすばやい動きができるようになっています。

 

O3構造が搭載されたテニスラケットは2005年に発売され、今日まで多くのトッププロに愛用されてきました。
日本人では杉山愛選手がプリンスを愛用していました。
プリンスの代名詞のO3構造ですが、その後も進化を続け今はEXO3へと進化しています。
EXO3はO3構造の持つ特徴はそのままに、ボールの衝撃吸収力をさらに上げています。
またインパクトの瞬間のラケットのブレを最小限に抑えることでコントロール性能もアップしています。
今後もプリンスのO3構造はどんどん進化していきそうです。

 

プリンスのテニスラケットで特に人気のシリーズはTOUR PRO 100T XRで、300g以下ながら打ち負けないと高い評価を得ています。
近年は2本のラケットをくっつけて作る「Oポート」というラケットも開発しており、これからもプリンスの新商品から目が離せません。

 

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