ヘッドのテニスラケットの特徴と評価|おすすめのラケットは?

HEAD(ヘッド)のテニスラケットとは?

ヘッドはアメリカのスポーツメーカーで、テニスだけでなくスキーなどのウィンタースポーツ用品も多く扱っています。
ヘッドのテニスラケットは世界ランキングTOP10に入るようなトッププロの愛用者が多いことでも有名です。
ノバク・ジョコビッチやアンディ・マレー、マリア・シャラポワなどもヘッドのラケットで数多くの試合を戦っています。

 

ヘッドのテニスラケットがこれほどプロに人気なのは何故でしょうか?
それは選手の希望に合わせて調整を行ったラケットを提供してくれるからです。
ヘッドは、選手のニーズに細かく応えてくれることでも有名です。

 

ラケットの長さや重さ、グリップの太さなど、選手の希望に細かく応じてくれます。他のメーカーでは、ヘッドほど細かい対応がしてもらえず、ラケットをヘッドに変えたという選手もいるほどです。
アマチュアであれば、そこまで細かい調整が必要ない場合もあるでしょう。
でも、アマチュアのテニスプレイヤーからもヘッドのラケットってとても人気があります。

 

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ヘッドのテニスラケットの特徴とは?

革新的技術

また革新的な技術や素材をラケットに盛り込んでいるのもヘッドの特徴です。
マイクロジェルというシリコンベースの弾力のある素材をフレームに採用。
ボールが当たった時にフレーム全体がしなる様に衝撃を吸収します。
衝撃は吸収されますが、手にしっかりとボールのフィーリングが伝わるので心地よい打球感が期待できます。

 

スイートスポット

他のラケットからヘッドに変えた人の多くが、ラケットのスイートスポットの違いにも驚かされます。
ただ、この感覚、一度味わうとやみつきになる人が多いヘッドの特徴の一つです。
ラケットのスイートスポットが他のラケットと違うところも特徴なんです。
ラケットの中央部分に丸くスイートスポットが作られているのが一般的ですが、ヘッドはラケットの中央に卵型のスイートスポットがあります。
多少振り遅れてラケットの先端方面にあたっても、振り急いでラケットの手前にあたっても、比較的安定した打球になります。
ですから他のラケットからヘッドに乗り換えるとしばらくは戸惑いますので要注意。
しかしだからこそ、ヘッドのラケットユーザーは「ヘッドが大好き!」というのも事実です。

 

グリップの違い

さらにグリップが平らなのもヘッドの特徴です。
グリップの形には好みもありますが、 グリップが平らだと、フォアハンド、バックハンドの打球感がしっかりします。
丸いグリップと平らなグリップは好みがありますので、どちらがいいのかは実際に使ってみないと分からない部分ですが、平たいグリップだとフォアハンド、バックハンドの時の打球感がはっきりする傾向があります。
打球感にこだわりたい人には、うってつけのラケットとなります。

 

フレーム

最後にヘッドはフレームの構造上の特徴があります。
それはフレームの中は中空である事です。
この構造が軽量かつ高い反発性を実現しています。

 

一言で言うと

ヘッドのラケットの特徴は『球離れが良く、どんなボールにも打ち負けない』という点に尽きるでしょう。

 

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ヘッドのテニスラケットの評価は?

ヘッドのラケットを使ったことのない人は、『ヘッド=扱いが難しい』と思いがちです。実際にヘッドを使うと、他のラケットに戻れないという人も続出しますよ。
ヘッドのラケットの傾向としては、新素材をいち早く取り入れ、コントロール性を重視したラケット作りをしています。
人気のあるシリーズの具体的な評価をそれぞれ見てみましょう。

 

グラフィンタッチインスティンクトMP

フラット気味に打つ人に、特にぴったりのラケットです。グリグリにスピンをかけるのではなく、基本に忠実に正統なプレースタイルの人にオススメです。
反発力のあるラケットを使っていてアウトが多かった人が、グラフィンタッチインスティンクトMPに変えてからテニスの腕が劇的に向上したという人も多いです。
フラット気味にインパクトしたときの打球の威力と打球感が心地よく感じられるでしょう。反発力はそこまで強くありませんが、打球の伸びがすごく良いです。

 

ユーテックスピード

ノバク・ジョコビッチを迎えるにあたって製作されたラケットが、ユーテックスピードです。
スピンテニスとスピードショット、どちらにも適した『ハイブリッドラケット』と評価されています。
振り抜きやすい薄型のラケットでフレーム剛性があるため、ボールを押す力が入りやすいです。
押し返されにくいことから、相手のスピードに乗ったサービスやショットも高速リターンすることが出来るでしょう。
スピンをかけやすくするために、グリップが偏平ではなく丸型になっています。
偏平グリップを握り慣れている人は慣れるまでに少し時間を要するかもしれませんね。

 

グラフィンXTスピード

従来のシリーズよりグラフィンの強度が30%アップし、エネルギー伝達を10%向上させているのが、グラフィンXTスピードです。
2種類のストリングパターンが選択出来、自分のスタイルに合わせてラケットのカスタマイズが可能になります。
『タテ×ヨコ』が『16×16』と『16×19』の2パターンです。
スピンをかけたいプレースタイルの場合は、16×16が良いでしょう。
ストリングが少なくなることでスナップバックが大きくなるため、スピンがかかりやすくなります。
コントロール重視の場合は、16×19です。
ヨコのストリングの本数が増えることで、スナップバックが抑えられ、コントロール性が高まります。
自分のしたいテニスに応じて選べる点で、良い評価が集まっていますね。

 

ヘッドのおすすめラケットはプレースタイル、経験年数によって変わってきますが、
人気があるのがスピードシリーズです。
オールラウンダー向けなので、老若男女におすすめできる一本。

 


 

球離れが良く、打ち負けない打球感が特徴のスピード。
初心者から経験者まで、さまざまなプレーヤーから支持されています。
打感は見た目とは裏腹に以外と柔らかいのも特徴です。

 

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