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ヘッドのテニスラケットの素材について|チタンとリキッドメタル

ヘッドはテニスラケットに最先端の素材を使用することで有名です。
基本的には軽さを維持しつつ、高強度・高反発な素材を取り入れています。
ヘッドはテニスラケットのラインナップを一新する度に素材も変えているので、そのうち代表的なものをいくつかご紹介します。

 

まずはチタン製です。Ti.シリーズに使われていました。
軽く強度に優れた金属で、今では様々な身の回りのものの素材に使われています。
i.シリーズの素材として使われていたのがインテリファイバーで、これは力学エネルギーを電気エネルギーに変えることが出来る繊維です。

 

続いてLIQUIDMETALシリーズに採用されたのが、リキッドメタルという素材。
リキッドメタルは液体金属のことで当時は最先端の素材で、これをテニスラケットに応用したのはヘッドが初めてでした。

 

これらに続いてマイクロジェル、d3o、インネグラなど最先端の素材を次々と採用することで、ヘッドはラケットを進化させていきました。
ちなみに現在はグラフィンという素材が主に使われています。
グラフィンは世界で最も強く、最も軽いとも言われる炭素原子のシートです。
ちなみにグラフィンの合成に成功した研究者が2010年ノーベル物理学賞を受賞しています。
常に最先端の素材を取り入れるのが、ヘッドの特徴であることがよく分かりますね。

 

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