ヨネックスのテニスラケットの特徴と使用するプロ選手

ヨネックステニスラケットの特徴

ヨネックスのテニスラケットには様々な機能が搭載されています。
その中から特徴的なものをいくつかご紹介します。

 

まずはソニーがヨネックスのテニスラケット専用に開発したガジェット「Smart Tennis Sensor」です。
このガジェットをグリップの底部に装着すると、スマホのアプリと連動させて使用者のプレイデータを記録することができます。
ショット数、スイング速度、スイング種別など多くのデータを記録できるので、自分のプレイを振り返るのに便利です。
ただ、Smart Tennis Sensor自体はラケットと別売りなのと、ヨネックスのテニスラケット全てに対応している訳ではないので注意が必要です。

 

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また、ヨネックスといえばO.P.S.という技術も搭載しています。
O.P.S.はラケットのシャフト部分のフレームを薄くし、ラケットをしなりやすくする技術です。
適度にラケットをしならせることでボールを掴みやすくホールド感が増し、コントロールしやすくなります。

 

その他、強力なスピンとショットの安定感を生む、高密度コア材「マイクロコア」なども搭載されているのもヨネックスの特徴です。

 

ヨネックスのラケットの種類

ヨネックスから販売されているテニスラケットの種類とシリーズを紹介します。
まずはヨネックスで有名なのがVCOREシリーズです。
ヨネックスのVCOREシリーズにはVCORE TOUR、VCORE Xi、VCOREの3種類があります。
VCORE TOURはボールの重さと伸びを重視するハードヒッター向けです。
VCORE Xiは全体的にバランスの取れたラケットですが、どちらかといえばスピン性能に重きを置いています。
VCOREは初心者でも扱える使いやすいエントリーモデルです。
全豪オープンで優勝したスタニスラス・ワウリンカ選手はVCORE TOURを愛用していることでも有名ですね。

 

次にご紹介するのはEZONEシリーズです。
EZONEシリーズは振りやすさを追求したモデルで、をヨネックス史上最高の「振り抜きやすさ」を実現しています。
空気抵抗を減らし、ボールの衝撃を吸収する作りになっているので、強く速いボールでもしっかり振り抜くことができます。

 

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その他ではクルム伊達公子選手が愛用しているS-FiTシリーズもあります。
S-FiTはコンパクトなスイングでもボールを楽に飛ばせるのが特徴です。
力の弱い女性や初心者の方でも扱いやすいラケットだといえます。

 

ヨネックスを使用するプロ選手

トニー・ローチ選手はダブルスの名手として知られていて、4大大会とダブルス優勝経験を持つのはわずか6組だけですが、彼と相棒のニューカム選手はそのうちの1組です。
ダブルス同様シングルスでも好成績を修め、全仏オープンで優勝を果たした選手です。

 

また1980年代に活躍した女性トッププレイヤー、マルチナ・ナブラチロワ選手もヨネックスの愛用者として知られています。
ちなみにマルチナ・ナブラチロワ選手はウィンブルドン選手権で9勝という最多優勝記録を持っています。
それだけでなく、女子ツアーの最多優勝記録を持つなど、数々の偉業を成し遂げた名選手です。
同じようにヨネックスを愛用したのがマルチナ・ヒンギス。彼女の名前は前述のマルチナ・ナブラチロワ選手にあやかってつけられました。

 

ちなみに男性ではレイトン・ヒューイット選手も、ヨネックスのマッスルパワーというラケットを使っていました。マッスルパワーはヨネックスのラケットの中でも名器と呼ばれている一本です。
ちなみにヒューイット選手のコーチは、最初にご紹介した往年の名選手トニー・ローチです。
ヒューイット選手といえば点を取ったときの「カモン!!」の咆哮で有名。
これを当時の日本のジュニア選手たちが「カッコイイ!!」と真似して、日本でも「カモン!!」が流行りました。

 

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