ヘッドのテニスラケット・ラジカルの特徴と評価|歴代名器をご紹介

ヘッドのテニスラケット「ラジカル」シリーズ

ヘッドのテニスラケットにはたくさんのモデルとシリーズがあります。
シリーズごとにラケットの特徴が異なり、プレースタイルによって向き不向きがあります。
そんな中、人気シリーズ「ラジカル」の特徴は、全体的なバランスが優れていることです。
歴代ラジカルには、ラジカルプロ、ラジカルMP、ラジカルREV、ラジカルSの4種類があります。

 

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ラジカルプロの特徴

ラジカルプロは、重量310グラムで持った感じがずっしりとするのが一つの特徴です。
アンディ・マレーも使用しているラジカルプロはラジカルシリーズで最も重い作りになっています。
重量感がある分、重くて強いショットを打つことが可能で、スピンもしっかりかけることが出来る一本。
また、フレームも硬い作りのため、コントロール性も高まっています。
スピン、パワー、コントロール全てにおいて高評価を得ていますが、一方上級者でなければ扱うことが難しいテニスラケットと言えます。
ラジカルプロを使いこなすパワー、スイートスポットを捕らえる技術力が必要ですが、使いこなせれば頼れる相棒になってくれる一本です。

 

ラジカルMPの特徴

ラジカルMPは、プロに比べてライトな設計になっています。
ラケットの重量が295グラムとプロと比べると軽量なので、操作性の高さにも定評があります。
ストローク、サーブ、ボレー、すべての場面において扱いやすく、オールラウンドプレーヤー向きのラケットです。
プロほどのパワーはありませんが、スピンとコントロール性は非常に高く中級者でも使いやすいテニスラケットといえます。
シャープな打球感と、振り抜きやすさもラジカルMPの特徴で、面の安定性により伸びのあるボールが打てるようになります。

 

ラジカルREVの特徴

ラケットの中でも軽量な部類に入るラジカルREVの特徴は、軽さが嘘のようにボールがよく飛び、スピンもよくかかることです。
ラジカルREVは腕の使い方を気をつけると上手に扱えるようになります。
手打ちなってしまうと、ラジカルREVの性能を活かしきることができず、ケガにも繋がります。
というのも、インパクトのエネルギーがすべて肘に伝わってしまい、肘を傷めてしまう原因になるからです。
手打ちのくせのある人は、体の回転を使ってボディーターンでインパクトするように意識しましょう。
そうすれば、驚くほどのスピードとスピンのかかったボールが打てるようになります。

 

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ラジカルSの特徴

ヘッドのラケットは初心者には難しいと思われがちで、確かにラジカルシリーズは中級者〜上級者向けの作りになっています。
しかし、その中でもラジカルSはテニス初心者でも使いやすいラケットといえます。
大きいフェイス面ながら、軽量であることがラジカルSの特徴です。
最新の技術を搭載しており、スイングのエネルギーを効率よくボールに伝えることができます。
ラジカルSはボールの伸びが良く、機動性、操作性に優れていることで評価されています。
フェイス面が広いのでスイートスポットを捉えやすいのも初心者に嬉しいポイントです。

 

ヘッドのラジカルシリーズの評価は?

数多くのトッププロに愛用されているラジカルシリーズですが、一般のプレイヤーにはまだまだ浸透しきれていないのが現実です。
ラジカルは上級者向けのラケットであると言うイメージが強いことが原因でしょう。
先にご紹介したように、ラジカルSなどシリーズの中にも初心者が扱えるラケットもあります。
ラジカルシリーズは腕前に応じて選べるラインナップになっていますので、自分の腕前に応じて選べば、ステップアップしながら使いこなすことができるようになるでしょう。
ヘッドのラジカルシリーズは多くのトッププロが愛用しているのは事実です。
使いこなせさえすれば、手放せない一本になるはずです。

 

ラジカルシリーズの選び方

好きな選手が愛用しているモデル、好きな形、好きな色、などなどラケットを選ぶ基準はたくさんありますが、一番大事なのは、自分のテニスのレベルに合ったラケットを選ぶことです。
いくらマレー選手に憧れてるからといってテニスを始めたばかりの初心者が、ラジカルプロを選んではいけません。
重くフェイス面が狭いラケットを初心者が使っても、振り遅れたりスイートスポットに当たらなかったりで、ラリーすら続かないような状況になってしまいます。
ラジカルプロを使いこなすためには、ある程度技術を向上させなければいけません。
初心者がラジカルを選ぶならまずはラジカルS。それ以上は自分のテニスの腕前のレベルに合わせて使い分けていくようにしましょう。
自分に合ったラケットを選ぶだけで、驚くほどテニスが強くなることも。
コースアウトする、ネットにかかる、振り遅れる、など何か越えられない壁があるときは、ラケットを選び直すことでその壁を越えられることもあります。

 

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